フレペの滝
2010/3/13 曇り
今回の知床行きで、もう一か所どうしても行きたかった場所。それは、スノーシューで海を目指せると言う、フレペの滝。「スノーシューで海」って関東圏に住む我が家には、それだけでスペシャルすぎる響き♪しかもウトロの町に近い、知床自然センターの裏から20分ほどで素晴らしい海岸風景が!って・・・ホンマかいな??
知床に関するインフォメーションセンターや、レストラン・ショップなどがある施設知床自然センターの脇の道を少し歩くと、フレペの滝への遊歩道入口が おそらく、夏であれば軽装でも行けちゃう散歩道だとおもうのですが、色々と細かい禁止事項が・・・特に熊に関するものが多く、妙にリアルでドキドキします。まだ三月初めですが、早めに冬眠から醒めた熊さんに出会う可能性も無きにしも非ず・・・なのだとか
天気イマイチだし、遊歩道への入り口も地味?だし、しかも雪も少なく・・・本当にこの先に海の絶景があるのかなぁ??テンション低め↓で出発 冬季でも観光客は意外に来るようで、ちゃんとフレペの滝への看板があります。知床自然センターでスノーシューの貸出や、ネイチャーツアーもやっているようでした。何組かのツアーに出会いました。
林の中の坂をしばらく下ると、急に開けた風景。遠くに海が見えます。
雪は少なく、しばらく降っていないのか?水っぽく土交じりであんまりキレイじゃない・・・・
大きな丘の真ん中、土がむき出しになっている所には、野生のエゾシカがうじゃうじゃいます。
土の中の苔とか食べてるのかな???
振り向くと遠く霞んだ羅臼岳が
お天気良ければ絶景なんだろうなぁ・・・・・
荒涼とした風景の中をしばし歩けば・・・・
じゃ〜♪じゃ〜♪じゃ〜〜〜〜〜〜〜ん♪
じゃ〜〜〜♪じゃ〜〜〜〜♪じゃ〜〜〜〜ん♪♪


↑火曜サスペンス劇場のミュージックでお願いします
「あなたの人生はこの岬で終わるのよ」
「何をするの!明子さん(仮名)!!きゃあああ」
「さぁ!!!まっさかさまに堕ちていきなさいっ!!!」
「やめて明子さん(仮名)!あなたはそんな事する人じゃないわ!」
「あなたさえ・・・・あなたさえいなくなれば、和也さん(仮名)は私のもの!!」
「きゃああ〜〜〜助けて〜〜〜〜〜!!!」


・・・・て、恐れ多くも世界遺産見て、ツボはそこかいっ!(爆)

ところで、岬はともかく「フレペの滝」ってどこ??
写真右手下の方をご覧下さい
クローズアップしてみました、凍った崖に一部だけ水色になっている部分がフレペの滝。
「乙女の涙」と呼ばれるこの滝は、浸み出た地下水が、崖を伝って海に落ちる珍しい滝。
空と、海と、雪の大地が一つに・・・・
もう少し天気が良ければ・・・・とか、もう少し雪があれば・・・とか、いろいろ思い残す事はありますが、「海スノーシュー」やっぱりスペシャルすぎる体験でした。

今回の知床旅、スノーシュー遊びはココまで。ちょっと物足りない?でも、さすが世界遺産認定と、うなるばかりの広大で荒々しい風景は、自然の凄さと美しさを思い知るに十分すぎる素晴らしさでした。また季節を変えて訪れたいなぁ・・・・いや!でもやっぱり冬かな?今度はもっともっと自然を肌で感じられるアクティブなスノーシュートレッキングに挑戦か????
※ おまけ ※
エゾシカ
うじゃうじゃいました。

ほんとぉ〜〜〜〜っに、うじゃうじゃうじゃ。
立派な角を生やした、大きなオス鹿に出会った時には、少々ビビりましたが、実は鹿さん達の方が人慣れしていて・・・と言うか、人の事なんてなんとも思っていない風で(苦笑)そのワイルドさも、知床だなぁと・・・
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